ガイデッド・バイオフィルム・セラピー(GBT)

ガイデッド・バイオフィルム・セラピー(GBT)とは?

ガイデッド・バイオフィルム・セラピー(GBT)とは?

科学的エビデンスに基づいてEMS社が提唱している、歯科衛生士による「誘導的バイオフィルム療法」です。

より良い結果を追求するために、患者様個々の診査情報やリスクプロセス全体を考慮した治験実施計画によって成り立っています。

低侵襲で快適、そして安全かつ短時間で治療できることが特徴です。

当院ではガイデッド・バイオフィルム・セラピーを実践するエキスパートDH(DH=歯科衛生士)の資格を持った歯科衛生士が2名在籍しています。

※GBTを行うために、当院ではエアフロープロフィラキシスマスターを使用しています。詳しくはこちらをご覧ください。

PMTCとの違い

ガイデッド・バイオフィルム・セラピーはPMTCや従来のクリーニングとは違い、手用器具の使用を極力抑え、エアフローによってバイオフィルム及び歯石を除去していきます。それにより、低侵襲かつ安全な治療を実現することができます。

また、PMTCや従来のクリーニングに比べ、治療時間が圧倒的に短縮されていることも特徴です。患者様に負担をかけずに、治療結果を出せるのがガイデッド・バイオフィルム・セラピーなのです。

ガイデッド・バイオフィルム・セラピーの流れ

1. 診査・診断・評価

診査・診断・評価

まずは口腔内の診査診断を行い、歯・歯肉・歯周組織を評価します。インプラントを埋入されている場合は、インプラントやインプラント周囲組織を評価します。

2. 染め出し

染め出し

バイオフィルムの可視化をするために、染め出しをします。 染め出しを行うことで、患者さんにバイオフィルムについて、問題のある部位に関してご説明を致します。

染め出しをすることで、バイオフィルム除去の目安がわかること、バイオフィルムを除去することで、歯石の検出が容易になるというメリットもあります。

3. 患者様への情報提供

診査・診断・評価

患者様に予防の重要性をご理解いただくためにご説明を致します。その後、患者様のセルフケアの質を高めるために、ブラッシング指導を行います。

その際に、個々の患者様に最適な清掃器具を当院の歯科衛生士がオススメ致します。

4. 歯肉縁上・歯肉縁下4mmまでのエアフロー

歯肉縁上・歯肉縁下4mmまでのエアフロー

歯肉縁上(歯肉より上)歯肉縁下4mmまで(歯周ポケットの中)のバイオフィルム・歯石(早期)・ステインを除去していきます。

天然歯だけでなく、補綴物やインプラントの周囲にも同様の処置を行います。

5. 歯肉縁下のエアフロー

歯肉縁下のエアフロー

患4mm以上〜9mmまでの深い歯周ポケット内にあるバイオフィルムをエアフローにて除去していきます。

インプラントを埋入されている方は、インプラント周囲溝からバイオフィルムを除去します。

6. 残った歯石の徹底除去

残った歯石の徹底除去

エアフローを使用してバイオフィルムを除去した後、歯肉縁上・縁下に残存している歯石を徹底して除去していきます。

その際は、スマートピエゾンとPSチップと呼ばれる器具を使用し、痛みが少なく低侵襲かつ効率的に歯石除去を行います。

7. 最終確認

最終確認

バイオフィルムや歯石の取り残しが無いかをチェックします。

最終確認時には、歯科医師との2重チェックを行い、再評価(診断)を行います。最後には歯面にフッ素を塗布して保護していきます。

予防だけでなく歯周治療にも有効です。

ガイデッド・バイオフィルム・セラピーは予防処置だけでなく、歯周治療でも活躍します。

軽度歯周炎の状態の歯周ポケット(4mm程度)から重度歯周炎(〜9mm程度まで)の治療にも役立ちます。歯周病でお困りのかたも、是非ガイデッド・バイオフィルム・セラピーをご検討ください。

低侵襲で組織を守りながら、的確な処置を行うことができます。