歯科のいびき・睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

睡眠時無呼吸症候群は、就寝時に無呼吸が繰り返される病気で、Sleep Apnea Syndrome(SAS/サス)と呼ばれています。中でも、閉塞型睡眠時無呼吸症候群(O-SAS)の方が多いです。

睡眠時に自分が無呼吸であることは大変気付きにくく、自覚せずに生活している方が非常に多い病気です。

起床時に口の中が乾いていたり、寝たという感覚がなく起床時に倦怠感を感じる方が多く、それにより集中力が欠如し、日々の生活や仕事にも影響を及ぼしてしまう可能性が非常に高いです。

睡眠時無呼吸症候群の症状度合い

睡眠時無呼吸症候群の症状度合い

睡眠1時間あたりの無呼吸、低呼吸の回数によって重症度が判定されます。これを無呼吸低呼吸指数(Apnea Hypopnea Index / AHI)と呼びます。この無呼吸低呼吸指数(AHI)と臨床症状(強い眠気、集中力の低下、倦怠感など)を加味して総合的に判定していきます。

  • 1時間に5回未満=正常+臨床症状
  • 時間に5〜15回未満=軽症+臨床症状
  • 1時間に15回〜30回未満=中等症+臨床症状
  • 1時間に30回以上=重症+臨床症状

どのようにして症状に気がつけばよいか?

まず、ご家族やパートナー、友人などにいびきを指摘されて気付く方が多いです。 とはいえ、深い眠りに入っていれば気付きにくいもの。一人で寝ているとわかりません。そういった方のために、下記にチェックリストを用意しました。

睡眠時無呼吸症候群チェックリスト

睡眠中

  • 自分でいびきに気付いて起きる
  • 息苦しさを感じる
  • むせてしまう
  • お手洗いなどを含めて何度も起きてしまう
  • 頻繁に寝返りをしている
  • 寝汗をかく

起床時

  • 口の中がカラカラに乾いている
  • 頭痛がある
  • ぐっすり寝れた気がしない(スッキリと起床できない)
  • 体がだるく、思い

活動時

  • 強い眠気がある
  • 倦怠感がある
  • 集中力がない、持続しない
  • 会議中にも寝てしまう
  • 座って人と談笑しても寝てしまう
  • 読書やテレビを見ている最中に寝てしまう

上記に当てはまる方は、睡眠時無呼吸症候群を疑いがありますので、検査を検討しましょう。

いびき・睡眠時無呼吸症候群の治療の流れ

スクリーニング検査

ウォッチパッド

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査です。早期発見を目的としており、小型の計量機器で自宅で睡眠状態を測定します。当院では、ウォッチパッドという睡眠評価装置を使用して検査を行います。使用方法などは詳しくご説明しますので、ご安心下さい。

精密な検査をご希望の場合

睡眠障害に関する精密検査を、検査対応医療機関で行うことができます。(1日入院が必要です) 就寝中の脳波や呼吸運動、心電図・いびき音。・血中飽和酸素濃度などを測定します。

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合

治療法の選択をします。
中等度以上の場合はCPAP療法があります。CPAPは医科で行うことができる治療ですが、装置が大きく持ち運びが難しいことや大掛かりな対症療法なため、パートナーや友人に気付かれるのが嫌だということで、マウスピースを選択される方が多くいらっしゃいます。

軽度〜中等度であれば寝る時に装着するだけで済み、携帯がしやすいマウスピース治療がおすすめです。

マウスピースの作成

e-OAスリープスプリント

※当院で作成するマウスピース(e-OAスリープスプリント)は自由診療になります。

マウスピース(e-OAスリープスプリント)を作成し、実際に装着して経過観察を行います。(※e-OAスプリントの完成までは約2週間ほどかかります。)

その際、使用法の注意事項など詳しくご説明させていただきます。1週間程度ご自宅で使用して頂き、様子を見ていきます。

e-OAスプリントと従来のスプリントの違い

e-OAスリープスプリントは従来のスプリントとは異ります。 従来のものは上下一体型のマウスピースのため、睡眠中の顎の動きが制限されて違和感があり眠れない、顎関節に負担がかかり顎関節症になる、などといったさまざまな問題がありました。

e-OAは特許を取得した上下分離型のマウスピースです。上下を分離させることにより、顎の動きの制限を最小限にとどめることができ、違和感や顎への負担も軽減できます。

動画で違いを見る

完成

概ね3〜4回の通院で完成致します。
完成後も装着状態に応じて調整が必要な場合には、適宜調整を行います。

メンテナンス

2ヶ月に1回、メンテナンスを行います。 その際、問診やマウスピース(e-OAスリープ・スプリント)の調整を行います。問診時にはいびきや睡眠時無呼吸について詳しくお話し、生活習慣や食事についてもアドバイスを行います。

マウスピース作成についての注意点

以下の方は作成することができない可能性がありますので、ご了承下さい。

  • 残存歯が極端に少ない方
  • 慢性的に鼻腔の通り方が悪い方
  • 使用法を正しく理解し、お守りいただけない方

上記を診断時に判断し、お伝え致します。

いびき防止を目的とした方も作成できます

大切なのは、いかなる環境下においても周囲を気にせず就寝できることです。 そして、何よりも熟睡できる喜びや快適な目覚めを体験することが大切です。 自由診療ではありますが、マウスピース(e-OAスリープスプリント)を制作することが可能です。いびきが気になるというかたは、迷わずご相談下さい。