口の中がネバネバする

口のネバネバとともに口臭でもお悩みの方へ

歯周病が原因で口の中がネバネバしている場合、歯周病菌の活動が原因で、口臭も発生していることが多々あります。また、歯周病だけでなくさまざまな要素が複雑に絡み合い、口臭を悪化させているケースも少なくありません。

当院は口臭の専門治療を行っており、ただ単に口臭をなくすだけでなく、「口臭を招いている原因」を根本から解決します。個別カウンセリングルームを設けておりますので、まずはお気兼ねなく、安心して口臭の悩みをお聞かせください。

このような症状はありませんか:口の中がネバネバする

根本の原因は細菌です

お口の中がネバネバする……と感じるその原因は、上記のように様々ありますが、いずれも細菌が増えて唾液の中にプラーク(汚れと細菌の塊)が溶け込むからです。実は、毎日時間をかけてじっくり磨いているという人でも、口の中には1000億以上もの細菌が潜んでおり、細菌だけでなくカビやウイルスなども存在します。

日中は、口を動かし唾液量も多いので自浄作用が働きますが、就寝中は唾液が分泌されることはほとんどないため、起床時の細菌の数が最大値になっている=お口の中がネバネバするというわけです。朝起きたらまず一番にやるべきことは歯磨きなのです。就寝中にお口の中に増えた細菌の塊を体の中に飲み込む前に歯磨きで体外に出すべきです。朝の歯磨きは朝食後ではなく、起きてスグです。

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慢性的な口のネバネバの原因は、歯周病かもしれません

一時的な口のネバネバは、体調不良やストレスなどが原因として考えられます。しかしそれが慢性化している場合には、歯周病に感染しているかもしれません。歯周病は、ある程度進行すると患部から「歯肉溝浸出液」という粘度の高い液体が染み出してきます。

この液体が、口の中のネバネバの原因となるのです。また、唾液の減少も原因のひとつです。歯周病では、唾液が減少してしまうほど歯周病菌が繁殖するケースがあります。歯周病は放置していると歯を失う原因となるため、可能な限り早く治療を受けましょう。

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口の中がネバネバする原因

口の中がネバネバするのは、何らかのトラブルから唾液が減少するからです。一時的なものなら、体調不良やストレスなどが挙げられますが、慢性化している場合には注意が必要です。

もしかしたら歯周病に感染しているかもしれません。お口の自浄作用を担う唾液が減ってしまうと細菌が増え、虫歯や歯周病が悪化しやすくなります。このほかにも口の中がネバネバする原因はいくつかあります。

歯周病
ある程度進行すると患部から「歯肉溝浸出液」という粘度の高い液体が染み出してきます。この液体が、口の中のネバネバの原因に。
舌苔(ぜったい)
舌の粘膜に汚れが付着したままにすると細菌の温床になります。見た目もだんだんと白くなり舌苔となります。それが原因でお口の中もネバネバした状態になります。
喉からの粘液
喉に付着した「膿汁(のうじゅう)」が原因かもしれません。喉に細菌が増えると臭いを発し、膿汁が唾液と混ざることで口の中がネバついたようになります。
ドライマウス
慢性的に口呼吸している人は、ドライマウスになりやすく、お口の中が常に乾燥した状態です。花粉症など鼻炎の人は服用薬の副作用でお口や喉が渇きやすくなることもあります。
ストレス
不安や緊張、恐怖などからくる過度なストレスは、自律神経に影響をきたして唾液量が減り喉や口の中がカラカラに。唾液量が減ることでお口の中がネバネバになります。
加齢
加齢とともに舌や顎の筋肉が衰え口を動かす量が減り、唾液腺が刺激されなくなることで唾液も減少してきます。また、細菌に対する免疫力が落ちたり、水分摂取量が減ったりすることも原因です。